今回は、Udemyの教材「Cisco CCNP Enterprise ( ENARSI + ENCOR ) Training」を利用してみたので、体験談をレビューします。
この本に興味があるということは、既にCisco CCNAを取得しているか、ネットワークエンジニアを目指し、CCNA取得後のことを意識している人と想像します。
この教材は、日本語自動翻訳がおかしいものの、何を言っているのか読み替えができるだけの技術力があれば、とても良いUdemyだと言えます。
商品の特徴
このUdemyは英語のため、受講者数の母数は多いもののレビューの評価は高いです。
字幕の日本語自動翻訳スクリプトはおかしなことを言っていることが含まれ理解しずらいところがありましたが、何を言っているのか読み替えができるだけの技術力があれば、とても良いUdemyだと言えます。
CCNA、CCNPを目指している人は日本人による日本語教材を扱った方をオススメしますが、2023年11月時点にてUdemyの教材にCCNP取得ができるレベルの教材は今のところありませんでした。
全部で34セクションあり、座学が多めで、LABと書いているハンズオンがいくつか盛り込まれています。
ハンズオンはGNS3を使っているため、導入には高いハードルがあります。
IT系の資格は、英語を使う人口が多いだけあって、基本的に英語のUdemyの方が進んでいます。
是非、英語に慣れてCCNPを取得し、クラウドやサーバの技術取得などへステップアップできると、転職等でも有利に働き、世界が広がるでしょう!
メリット(良いところ)
CCNP認定の条件には、2つの資格取得が必要になります。
まずは、ベースとなるENCORの取得です。
次に、選択式で「ENARSI」、「ENSDWI」、「ENSLD」、「ENWLSD」、「ENWLSI」、「ENAUTO」のどれか一つの取得が必要です。
このUdemyでは、ENCOR と ENARSIを網羅した内容になってるので、これ一本で資格取得に関する勉強が可能になっています。
ENCORはルーティングがメインで、ENARSIはスイッチがメインになっていますが、CCNPを取得するなら個人的にはこの二つが一番オススメです。
エンタープライズのネットワークを構築するなら、必ずスイッチは登場するため、L2/L3技術をしっかり取得していること重要になるからです。
デメリット(物足りないところ)
やはり英語なので、完全な理解が難しいという点です。
日本人にとって英語は高いハードルになります。
ただ、英語アレルギーをなくせば、CCNP以外への幅も広がっていきますし、IT系のテクノロジーは英語のドキュメントが豊富で、OSS等の活動も英語が最も活発なため、英語へのアレルギーなく取り組めた方が良いです。
ネットワークエンジニアを目指す方に向けて
ネットワークエンジニアを目指す方向けにオススメのUdemy5選を掲載しています。
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